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何か選ぶとき、無意識のうちに嗅覚で判断してることがあるらしいです。匂いを嗅ぐのが大好き!                                                      匂いのいろいろに関するブログです。
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匂いがきっかけで、思い出がよみがえることがあります。

わたしの場合、母のオルゴールの匂いです。
螺鈿細工のそのオルゴールの独特な漆器の匂いを嗅ぐと3歳の頃、母とオルゴールに入れていたアクセサリーを見ていたときのことを思い出します。

このようにあるにおいを嗅ぐと昔の思い出がはっきりと頭に浮かぶという現象は,『プル―スト効果』と呼ばれています。
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『プル―スト効果』は、『失われた時を求めて』の著者であるフランスの作家で美食家のマルセル・プルースト(Valentin-Louis-Georges-Eugène-Marcel Proust 1871~1922)にちなんで名づけられました。

においのはなし』に、『失われた時を求めての冒頭部分が載っていましたので引用します。

  『雪の中を歩いて家に帰った彼は寒くて寝つけませんでした。
セリーヌがマドレーヌと熱い紅茶をもってきて主人に飲むようfこすすめました。
なんの気なしに,紅茶にマドレーヌを浸して口に入れた瞬間に頭に大きなショックを受けました。
無意識的な記憶の目覚めという神秘的な喜ぴにおそわれました。
「強烈な光の感覚と幸福感」に混じって「心の乱れ」をおぽえました。
「ゼラニウムとオレンジの花のにおい」を嗅いだのでした。
そして,昔おじいさんの家に遊びに行ったとき,おじいさんが紅茶にビスケットを浸して食べさせてくれたことを思い出しました。
シャト―ブリアンのおじいさんの庭に咲く多くの花々,空の色,ツグミのさえずりなどが実に生き生きと頭に浮かんだのだそうです。

においに結びついた思い出はかなり強いものだそうで,文字や味や色や音などとは比較にならないといわれています。」(
においのはなし―アロマテラピー・精油・健康を科学する  技報堂出版  荘司 菊雄 (著) 2001/10 より)

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プロフィール
HN:
バンチャン
性別:
女性
自己紹介:
匂いを嗅ぐこと全般に興味があります。
なんでも、スーハーしたい・・・

かなりの冷え性。30℃以上も心地よく感じられるときがあります。それから、真夏の車の中に入ったとき、一瞬背中があったかくて気持ちいい~と思うことも。

冬は靴下3枚重ねです。
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